地鎮祭に参加した話
参加しました。
地鎮祭ってそもそも何ぞやって人向けに簡単に説明すると、土木工事や建築工事をするときにその土地の神様に使わせてくださいおなしゃすってお願いするのと無事に終わるように頼んますってお願いする儀式のことです。
なんで参加したかというと、祖父母が亡くなって元の家にだれも住む人がいないのでアパートを建てるということになったからです。
やる内容はどこも基本的には同じで↓のスケジュールでやります。
| ①手水(てみず・ちょうみず) |
|---|
| 手で両手を洗い心身を浄める |
| ➁修祓(しゅばつ) |
| 祭壇や参列者を祓い清める |
| ③降神(こうしん) |
| 祭壇に神様を迎える |
| ④献饌(けんせん) |
| 神様にお供え物を食していただく |
| ⑤祝詞奏上(のりとそうじょう) |
| 神様への報告、工事の安全を祈願し祝辞を読む |
| ⑥四方祓い(しほうはらい) |
| 米・塩をまいて土地をお祓いする |
| ⑦地鎮(じちん) |
| 鍬入れや鎮め物を埋める |
| ⑧玉串拝礼(たまぐしはいれい) |
| 神前に玉串を捧げる |
| ⑨撤饌(てっせん) |
| お供え物を下げる |
| ⑩昇神(しょうじん) |
| 神様をお送りする |
| ⑪直会(なおらい) |
| 神酒で乾杯する |
参加したのは工事関係の人と不動産会社の人、神社の人あとはオーナーという感じです。↑のスケジュールで基本的には、神社の人がやってくれますが参加者がやらないといけないものが⑥、⑦、⑧、⑪の4つです。今回はオーナーの親族ということで、⑦、⑧をやりました。
⑦地鎮は、砂の山みたいなのが会場にあるのでそれをいろんな道具でいじいじする感じです。最初に木製の鎌みたいなのを使って、砂の山に刺さっている草を刈り取る感じのことをします。「えい」と言いながら刈り取るふりをして3回目で草を手で抜き取ります。次に木製のクワみたいなのを使って耕す感じのことをします。こちらも「えい」と言いながら耕すふりをして、3回目で砂の山をちょっと削ります。最後に木製の杭とハンマーを使って、杭を打ち込みます。こちらは2人がかりで「えい」と「おー」と言いながら3回打ち込みます。これは工事関係の人がやってたのですごい力強くて「ラインハルトやん」と思いながら見てました。
⑧玉串拝礼は神社の人に草をもらってくるっと回転させて神棚みたいなとこに置きます。置いた後は2礼2拍1礼の10割コンボを決めて終了です。草をくるっと回すときに注意が必要で、茎の部分を神棚に向けて納品する必要があるんですが、ここで最短距離で回してはいけません。10割コンボが4割ぐらいになってしまいます。必ず茎が自分のほうに来るように回す必要があります。
あとは特に難しいことはないのでさらっと終わりました。30分ぐらいだと思います。
地鎮祭の後に打ち合わせをさせてほしいと言われたのであんまり興味ないですが、参加しました。
設計の人と設計内容の確認と工事スケジュールの確認、あとは賃貸契約等の説明を受けてました。設計の確認ではいくつかこちらから要望を伝えてという感じで、設計の人も大変だなと思いました。あと設計の人が羽生結弦にちょっと似てました。工事スケジュールは確認だけでした。ただ真夏の時期に工事が挟まるので大変そうだなと思って聞いてました。賃貸契約等の説明では法律改正で賃貸不動産経営管理士資格を持っている人が必ず説明が必要で、説明資料も国から公開されたものを説明しなければならないということになっているようです。賃貸関連で一番強い資格は賃貸不動産経営管理士らしいです。説明を聞いてなるほどと思ったのは、オーナー⇔不動産会社は貸主⇔借主の関係で、不動産⇔入居者も当然、貸主⇔借主の関係になっていて借主のほうが強いという関係になっているということ。つまり不動産会社から入居者に出て行ってくれというのは難易度が高いのと同様に、オーナーから不動産会社に建物を返せというのは難易度が高いということ。どちらのパターンにおいても正当な自由が認められないとできない。仮に成立したとしても、タダでというわけではなく金銭的な要求などがあり得るということらしいです。
地鎮祭は来なくてもいいと言われてたのであんまり乗り気じゃなかったですが、せっかくなのでと参加してみたらま楽しかったです。地鎮祭後の契約の説明部分だとかは勉強になったので良かったかなと思います。あと珍しくいろんな人から名刺をもらうことができたのと、うな重をごちそうしてもらってレクサスのラウンジでのんびりするという上級国民ムーヴができたので良かったです。







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