【ゲーム感想】「XDefiant」(クローズドべータ)

2023年4月22日

2023年4月14日～24日ごろまで開催されていたクローズドベータに参加しました。

どんなゲームかというと、基本無料でUBIsoftに登場するキャラクターたちがいろんなスキルを使って対戦するFPSです。オーバーウォッチ+CoD+Apexみたいな感じです。わりかしこの3作品のいいとこどりをしているような感じで、結構ライトに楽しめます。対応しているプラットフォームもPC、PS、XBOXと幅広いのも良いです。今回はPCで参加しました。操作方法はゲームパッドです。公式配信を観た感じだと、プレイしていたプロゲーマーらしき人達も全員ゲームパッドだったので、パッド操作がメインなのかもしれません。

ゲームプレイトレーラー

感想

プレイヤーレベル20、リワードトラックコンプリートまでやりました。

やってみた感じかなり面白いです。スピード感があってすごくテンポがよく、ライトな感じで楽しめます。ルールも現状だとオブジェクトに絡むルールなので、キル/デスで勝負が決まらないのも良いと思います。ライトに楽しめる一方で、各勢力のスキルは結構重要で特定の勢力だけ固まってもなかなか勝ちにつながりにくいというような戦略的な部分も感じ取れました。ルールは4種類あって、そのうち2つのカテゴリに分けられます。1つのカテゴリは、攻撃側がチェックポイントに到達するとマップが広がっていきます。BFでいうところのラッシュに近い感じです。エスコートとゾーンコントロールがそのルールになります。

エスコートはオーバーウォッチでいうところのペイロードで、ロボットを運搬してゴールにもっていったら勝ちです。ロボットからは弾薬を補充できます。ロボットの近くにいないと止まってしまい、一定時間はなれると戻ってしまうというお決まりのやつです。

ゾーンコントロールは、指定されたゾーンを制圧するとどんどんマップが広がっていくルールです。最終的にマップの全ゾーンを制圧すると勝利です。ドミネーション版のエスコートみたいな感じです。

2つ目のルールカテゴリはお互いにエリアを制圧しあって、ポイントを稼ぐルールです。ドミネーションとオキュパイがこれに当たります。

ドミネーションはおなじみのルールで3つのゾーンをお互いに取り合って、ポイントが高いほうが勝つルールです。

オキュパイは一定時間ごとにゾーンが切り替わります。こちらもポイントを多く稼いだほうが勝ちです。

勢力についてですが、今回使えたのはデッドセックを除く4つの勢力でした。各勢力のスキルは画像を確認してください。真ん中2つのスキルはどちらか1つを選びます。1つ目の勢力は、クリーナーズです。こちらは、炎を使った強力なスキルが特徴です。アタッカー的な感じで、のちに登場する回復系のアンチなのかなと思いました。

2つ目の勢力は、ファントムズです。こちらは、強力な防御系アビリティが特徴です。タンクに近い形で、おそらくですがこのゲームにおける必須の勢力です。

3つ目の勢力は、リベルタードです。回復系スキルが特徴です。ヒーラーに近い形でこちらもファントムズと並ぶ強力な勢力だと思います。画像中だとパッシブがないですが、周囲の味方の回復するという能力がついてました。正直この能力がくっそ強かったです。

4つ目の勢力がエシュロンです。偵察系のスキルが豊富に揃っています。フランカーに近い形だと思います。正直使った感じ、このエシュロンが一番微妙でした。作品の人気度と能力から選ぶ人もたくさんいましたが、勝利に導こうとするとかなり難しいです。

ここまで勢力とルールを説明しました。察しのいい方はわかると思いますが、オブジェクト関連のルールがメインなことから、タンク役であるファントムズは超重要です。6人VS6人で戦いますが、2人ぐらいはファントムズのメンバーがいないとかなり厳しいです。回復のあるリベルタードでもやれないことはないですが、オブジェクトに入るまでの安定感が全く違います。僕がファントムズで4人エシュロンだったマッチがありましたが、ほとんどオブジェクトに触れず、ウルトで何とか強引にとって結局負けました。

とはいえ、試合中にいつでも武器のセットや勢力、スキルを変更できるので、状況によって切り替えていくというようなところも大事になってくると思います。スキルによって楽になる部分もあるので、スキルを妨害できるEMPグレネードも強く見えました。ウルトラ以外のスキルを破壊したり、使用不能にしたりできるので、結構強力です。ただグレネードと入れ替えになるので、考えどころかなと思います。また、今回登場していない勢力であるデッドセックはスキル説明を見る感じ、妨害メインなのでこちらも強力になりそうです。ただ、前述したとおり最終的には各勢力のバランスが大事なのかなと思います。

かなり面白くぜひこれからの展開も期待したいところですが、唯一残念なポイントを挙げると、装備のアンロックです。チャレンジをクリアしないと、新しい武器がアンロックされないという仕組みになっています。これは銃だけではなくグレネード系も同様です。しかもその内容が、○○キルではなく、ロングショットキルや至近距離キル、腰だめ撃ちでキルなど狙わないと取れないようなものばかりです。↓の画像は実際のチャレンジです。