【アニメ感想】「邪神ちゃんドロップキック」
原作は2012年よりWebコミック「COMICメテオ」にて連載されている「邪神ちゃんドロップキック(作者:ユキヲ)」です。2018年7月から9月まで放送されていました。全12話で12話だけはAmazon Prime Videoで配信されました。
あらすじ:魔界の悪魔、通称「邪神ちゃん」は、ある日突然人間界に召喚されてしまう。彼女を召喚したのは、神保町のボロアパートで暮らすちょっとブラックな心を持つ女子大生「花園ゆりね」。「邪神ちゃん」を召還したものの彼女?を魔界に帰す方法がわからない。仕方なく一緒に暮らし始めた邪神ちゃんと「ゆりね」だが、「邪神ちゃん」曰く、「召喚者が死ねば魔界に帰れる」。そこで邪神ちゃんがとった行動とは……!?(Amasonより抜粋)
感想
クラウドファンディングや公式切り抜き公認など結構インパクトの強いニュースでタイトルを知ってはいましたが、なかなか食指が伸びずにいました。しかし、邪神ちゃんVOICEPEAK化のニュースを知って、それを使った動画を観てみると面白そうだなと思って観始めました。
あらすじの説明はアニメ中には特にないです。最初からいろんなキャラがいます。恐らく原作ではだんだんとキャラクターたちが登場してという流れがあるのでしょうが、アニメではそのあたりをすっ飛ばして仲良くすき焼きを食べるところから始まります。最初はあまり情報量が多く「?」がいっぱい頭の中で浮かびましたが、しばらくするともはやそんなことはどうでもよくなっていました。
面白いポイントとしては2つあります。ひとつ目は邪神ちゃんがどうしようもないクズであることです。友人をATM呼ばわりし、金をせびりまくったり、おつかい用のお金をパチンコに使い切ってしまう、格下相手には異常に強気で出たりなどなど数えられないぐらいのクズエピソードであふれています。このクズエピソードが程よくリアル感を醸し出してて面白いです。お嬢様口調とは程遠く、そこのギャップもまた面白いです。
ふたつ目は、おしおきパートです。邪神ちゃんがゆりねを殺そうとしたり、他の悪魔たちをいじめたりしているとゆりねからおしおきが入ります。悪いことする→バレる→おしおきの鉄板の流れなのですが、バラエティに富んでいて面白いです。残虐なお仕置きも多いですが、邪神ちゃんがクズ過ぎる+すぐに回復するので特にかわいそうとも思いません。
作中に仕込まれた小粋なネタ要素も面白いポイントです。メタ的な発言なども出たりしますが、大々的に仕込んでいるわけではなく、うざくならない程度に仕込まれていてそれもまたいいバランスで面白いです。どうしてもこの辺りのネタ要素はわかる人にはわかるものなので、大々的にアピールすると置いてけぼりになってつまらなくなることが多いですが、そのあたりのバランスがいい感じでよいと思いました。
また本作は神保町周辺と秋葉原で展開される話が多く、この二つの地域に対する愛情をとてもよく感じました。実際に存在するお店が出てきたりなどこの辺りになじみのある人ならたまらない内容なのかなと思います。
特に深く考えずに視聴できるギャグアニメなので、ギャグ系が好きな人にはしっかりお勧めできると思います。2期、3期もあるので継続して視聴します!
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