【ゲーム感想】「クラッシュ・チーム・ランブル」(クローズドベータ)
公式サイト：Crash Team Rumble
2023年6月20日発売予定。対応プラットフォームはPS4、PS5、Xbox One、 Xbox Series X/Sです。
すごい簡単に説明すると、4VS4の対戦ゲームです。クラッシュバンディクーシリーズに登場するキャラクターたちで、様々なスキルやマップギミックを駆使しながら相手チームよりたくさんのリンゴを集めたほうが勝利となります。クローズドベータ時点では、チーム内でのキャラ被りも許容されているので、好きなキャラが使えないということもなかったです。
感想
クローズドベータ内で使える全5キャラクターのレベルをMAXの6まで上げるまでやりました。正直言うとかなり面白かったです。
最初の5，6試合ぐらいはとにかく負けまくりました。スコア差が圧倒的で「もしかしてク〇ゲーでは？」と思いました。しかし、各キャラクターと各ロールの役割が分かってきたあたりから勝てるようになり、負ける試合でも結構接戦で負けたりと楽しくなってきました。クローズドベータ終了付近の24日の夜には、理解してきた人も多いのかハイレベルな試合が展開されていた印象です。クラッシュバンディクーということで、「一見子供向けかな？」と思いきや、マップやキャラクター、ロールの理解度が試される奥深いゲームでした。
今回使えたキャラクターを説明していきます。まずは「スコアラー」というロールのキャラクターからです。このスコアラーというロールは、リンゴを集めてゴールに預けることがとても上手なキャラクターです。リンゴの持てる数が多いのが特徴です。アビリティのゲージもリンゴを集めることで効率的に溜まっていきます。リンゴ以外にも、ブースト効果があるダイヤを奪うことでもゲージがたまります。アビリティについては後程説明します。まずはクラッシュから説明していきます。
最初から使えるスコアラーということもあり、扱いやすい癖のない性能をしています。体力も多く、ボディプレスで相手をつぶすと、相手は移動以外できなくなるため妨害性能も高めです。また、ボディプレスはアビリティに対してもダメージが通りやすいので、ダイヤ周りの争奪戦や相手のゴール付近でも戦えます。まさに初心者におすすめの万能型なキャラクターだと思います。
タウナはアンロックすることで使えるスコアラーです。能力値を見てもらえると分かるように、クラッシュより体力はかなり低く、クラッシュのように行動を制限するスキルはありません。しかしながら、より多くのリンゴを持つことができ、戦闘能力も高いです。さらにフックショットによる機動力も高いです。上級者向けのキャラクターだと思います。本ゲーム中、最大の体力を誇るディンゴダイルでプレイしていたときに、うまいタウナと当たって一方的にボコされました。タイマン性能はかなり高いと思います。
次は「ブースター」を説明していきます。「ブースター」はサポート的な役割です。納品するリンゴの量にボーナスがかかるダイヤの獲得、マップギミックであるレリックステーションの起動が主な役割でこれらをこなすことでアビリティのゲージがたまっていきます。特にレリックステーションの起動はレリックを集める必要があり、ブースターだと一部のレリック2つ分になり、効率的に起動することができます。実際、ゲームを変えるようなレリックステーションは30個近くのレリックが必要なので重要です。「スコアラー」と比べて持てるリンゴは少ないです。
ココは最初から使える「ブースター」です。正直、5キャラの中では一番強いと思います。基本的にはクラッシュとほぼ同じですが、「時空のカベ」というスキルがぶっ壊れです。ホログラムのような壁を設置するのですが、ここに味方が通ると、移動速度が上昇し、敵が通ろうとするとダメージを受けて弾かれます。つまり、ダイヤの取得中や敵のゴールに時空のカベを置くことで、敵の動きを阻害することができます。おまけに「ブースター」なのでレリックステーションの起動も速いので、敵の動きを阻害しながら試合を有利に進めることができます。リンゴの持てる数が弱点…かと思いきや、「リンゴ貯金」というアビリティをセットすることで、ほぼすべてのロールをこなせる最強キャラになります。
コルテックスはアンロックして使えるようになる「ブースター」です。5キャラの中だと一番難しいと思います。体力は低いですが、持っている能力はなかなか強いです。通常攻撃の「ショット」は遠距離攻撃で、連続でチクチクされるとやられてしまいます。「変身ショット」は相手を動物に変えて、移動以外できなくなります。「ロケットダッシュ」は連続で出せるので、うまい人が使うとあっという間に逃げられます。「ピアノドロップ」は、指定地点に高火力のピアノを落とします。こんな感じでなかなか強いスキルがそろっていますが、いかんせんどれも当てるのが難しく、やはり上級者向けのキャラクターかなと思います。
最後のロールは「ブロッカー」です。その名の通り相手に特典が入るのを防ぐ、妨害系のキャラクターです。クローズドベータ時点では、ディンゴダイルのみ使えました。敵のゴールに居座って、得点されるのを妨害したり、相手が持っているリンゴを奪うことでアビリティゲージがたまっていきます。
最初から使えてクローズドベータ唯一の「ブロッカー」それがディンゴダイルです。能力を見ると、体力も多くパワーもある、そして持てるリンゴも多いとまさに「ブロッカー」入門向けのキャラクターだと思います。唯一の欠点は移動速度が遅いことで、実際複数人にタコ殴りにされると逃げられずあっという間にやられてしまうことも多いです。また、二段ジャンプも少し難しいです。基本的にはバキュームによって相手のリンゴを吸い込んだり、「すいこみ」と「ブラスト」によるコンボで相手の行動を阻害します。相手のゴールなどに陣取ったら、「テールウィップ」や「スーパーテールウィップ」を使用して、妨害とノックダウンを狙います。能力を見ると強いですが、役割である妨害をできないとなかなか勝ちにつながりづらいです。やはり移動速度が遅いのがネックで、リンゴの納品になかなか行きづらいです。タコ殴りに弱いと書きましたが、「ひんやりヒール」というアビリティによって異常なほど固くなり、しぶとく妨害できるようになります。
キャラクターの次はアビリティについて説明していきます。アビリティとは、ゲージを使用して発動できる必殺技的なものです。時間経過やゲーム内の行動によって溜まっていきます。アビリティによってはチャージ数が設定されていて、ゲージを溜め続けることでチャージの数だけ使うことができます。また、設置する必要があるアビリティは既にアビリティが置かれている場所には敵味方問わず設置できません。これにより、置かれたくない場所に先に設置したりすることで、相手のアビリティ発動を妨害できます。
ハエとりでっぽうは最初から使えるアビリティ。正直一番微妙です。遠距離攻撃で妨害します。攻撃を受けた相手は移動速度が低下します。チャージ数は3つで3回まで連続で使えます。ダイヤの上に設置することで、ダイヤを獲得できるので3つチャージして、ダイヤの上に置くと効率的にとれる…かも？しかしながら、耐久度が低めなのが厳しい…。
ひんやりヒールは確か最初から使えたはず。このゲーム唯一の回復能力持ちです。回復量もめちゃくちゃ高く非常に優秀です。範囲ヒールで複数の味方を同時に回復できるので、サポートとしての能力はすごく高いです。ディンゴダイルと組み合わせれば、異常な硬さで敵なしです。チャージ数2というのも偉く、一度破壊されても再度設置することでさらにしぶとく妨害できます。
カズモキシアの警備員は、アンロックして使えるアビリティです。採用率が非常に高かったです。チャージ数は1ですが、非常に耐久力、攻撃力共に高いです。一人で立ち向かうと倒すのは困難です。よくある展開として、相手のゴールやダイヤに設置して、妨害する動きがよくありました。非常に強力ですが、ひんやりヒールを使うことで、一人でも安全に倒せるので対抗できる要素はあります。その他にも、ボディプレスでも倒しやすかったです。
リンゴ貯金は、アンロックして使えるアビリティです。効果がかなり地味ですが、隠れぶっ壊れアビリティです。恐らくこの説明を見ただけでは強さが分からないと思います。まず発動すると時間をかけて、リンゴの貯金がたまっていき、最終的に100までたまると、100個分納品できるようになります。この100個分はキャラクターがもてるリンゴとは別カウントで、例えば80個しか持てないキャラクターが使うと、合計で180個分になります。そして100個分溜まった後にアビリティゲージを使うと、さらにリンゴが増えます。ブースターにセットすると、レリックステーションの起動そしてダイヤの獲得しながら効率的にアビリティを発動できるので、大量にたまったリンゴをレリックステーションの起動+ダイヤによるブーストで有利に得点を稼ぐことができます。ただし倒されてしまうとチャラになってしまうのと発動しているときは目立つのが欠点です。
キャラクターとアビリティの選択、そしてマップによって求められる動きが変わるのが面白いポイントです。チームのバランスも大切でブロッカーだらけだと、得点効率が悪くなかなか勝つことはできませんでした。製品版ではさらに多くのキャラクターやアビリティが追加されるようなので、今からでもすごく楽しみです。とりあえずこの記事を読んでる人は興味がある人だと思うので、今すぐ予約してください。僕はデラックス版を予約しました。検索がめんどくさい人用にリンクも貼っておきます。
せっかく紹介するなら動画をとればよかったと書き始めてから気づきました。実際のプレイ動画はこちらで紹介されているので、ぜひ見てみてください。クラッシュ応援チャンネル
おまけ
唯一撮った動画がバグってる動画なのは申し訳ない…。アンチではありません！
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